MAKE IT YOURS · 動画編集の費用と制度

読んで、試して、
自分の学びを選ぼう。

  1. 01書かれた内容を写す
  2. 02本体との重なりを見る
  3. 03足りない条件を聞く

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申込画面で「付けるか」を迷っている人へ

クリエイターズジャパンの申込ページでは、最初にベーシックかAI×動画編集プランを選び、次に「オプション選択」として案件獲得強化プログラムを付けるかどうかを選びます。付けない場合は「なし」を選べます。オプションの説明は短く、何が含まれて、どこまでしてもらえるのかを判断しにくいと感じた人に向けた記事です。

2026年9月29日に、公式サイトの紹介ページからリンクされた申込ページと、特定商取引法に基づく表記を読みました。公式サイト内をこのプログラム名で検索しましたが、説明の記事は見つかりませんでした。この記事では、申込ページに書かれている文言と画像の内容だけを根拠にしています。

読み終えたら、プログラムに書かれている中身と書かれていない条件を分けて書き出し、プラン本体との重なりを確かめたうえで、付けるかどうかを決められるはずです。受講者の成果の事例や収入の話は、再現できるかを確かめられないので扱いません。

公式ページに書かれていること

申込ページのオプション欄には、「案件獲得の準備から進め方まで」「自信を持って挑戦したい方へ」という見出しがあり、その下に、模擬案件を通して案件獲得までの流れを実践するという趣旨の一文が載っています。価格は59,800円(税込)で、クレジットカードの24回払いなら月々2,492円(税込)からと表示されていました。

同じページの画像には、もう少し詳しい説明があります。3つのステップを踏みながら最短で初案件獲得までを目指すプログラムで、最後に模擬案件をこなす、という説明です。ステップは「ポートフォリオ動画を0から一緒に制作」「営業スキルを体系的に学習」「実際に模擬案件を受注」の3つで、カリキュラムを全て終えた人には修了証を発行・郵送すると書かれていました。

画像の中には「今なら」「限定プログラムへ特別招待」という表現もあります。いつまでの案内なのか、招待の対象が誰なのかは書かれていません。申込ページのオプション欄からは、プランと同時に誰でも選べる形になっていました。

公式ページに書かれていること
項目申込ページの記載
位置づけプラン選択の次の「オプション選択」。付けない場合は「なし」
価格59,800円(税込)。24回払いで月々2,492円(税込)〜
ステップ1ポートフォリオ動画を0から一緒に制作
ステップ2営業スキルを体系的に学習
ステップ3実際に模擬案件を受注
修了カリキュラムを全て終えた人に修了証を発行・郵送

書かれていない条件:期間・担当者・模擬案件の中身

オプションの説明には、判断に必要な条件がいくつも抜けています。まず、プログラムを使える期間が書かれていません。ポートフォリオ動画を「一緒に制作」するのは誰で、どんな形でやり取りするのかも、模擬案件が何本でどんな動画を扱うのかも、確認したページのどこにも見当たりませんでした。

「一緒に制作」という言葉からは、講師や運営が制作に関わることが読み取れます。ただ、それがビデオ通話での指導なのか、提出した動画への添削なのか、制作途中の相談なのかは分かりません。プラン本体のサポート欄にある「課題やポートフォリオ動画の添削サポート」と何が違うのかも、ページ上では説明されていません。

修了の条件についても同じことが言えます。「カリキュラムを全て終えた方」に修了証を出すとありますが、何をもって終えたとするのか、期限までに終えなかった場合にどうなるのかは記載がありません。申し込む前に、この3つの条件を問い合わせて文章で返事をもらってください。電話やビデオ通話で聞いた場合も、聞いた内容をメールで送り返して「この理解で合っていますか」と確かめておくと、あとで食い違ったときに見返せる記録が残ります。

「模擬案件」は実際の仕事の紹介とは違う

ステップ3の「実際に模擬案件を受注」は、言葉の並びだけを見ると本物の仕事を受けられるように読めるかもしれません。しかし「模擬」とある以上、本番を想定した練習の案件と読むのが自然です。ページには、実際のクライアントの仕事を紹介するとも、報酬が支払われるとも書かれていません。

練習の案件にも、依頼文を読んで条件を確かめ、期限までに納品し、修正の依頼に応える、という一連の流れを経験できる意味はあります。実際の仕事で止まりやすいのは、この流れのどこかです。模擬案件でどこまでの流れを経験できるのか、たとえば修正のやり取りまで含むのかを聞いておくと、練習として何が身につくかの見当が付きます。

修了証も、何かの公的な資格とは書かれていません。修了証が営業の場でどう扱われるかを決めるのは、発注する側です。修了証があるかどうかより、そこで作ったポートフォリオ動画が見せられる状態で残るかどうかのほうが、営業の材料としては直接使えます。

実際の仕事では、編集の前後にも作業があります。依頼主と条件をすり合わせ、納期や修正回数、素材の受け渡し方法を決め、納品後には請求の手続きも発生します。模擬案件がこのうちどこまでを扱うのかは、ページからは読み取れません。練習したい範囲が編集の外側にあるなら、その範囲が含まれるかを具体的に聞いてください。

プラン本体と重なる部分を確かめる

紹介ページによると、ベーシックプランの内容は「動画編集の基礎〜案件獲得方法」です。カリキュラムの説明には、クラウドワークスやココナラでのアカウント作成から営業方法までを扱う「案件獲得の方法」が含まれています。サポート体制の欄には、営業文章の添削と、課題・ポートフォリオ動画の添削が挙げられていました。

つまり、案件の探し方と営業文の添削、ポートフォリオ動画の添削は、オプションを付けなくてもプラン本体の説明に含まれています。オプションで新たに加わるのは、ポートフォリオ動画を一緒に作る関わり方と、模擬案件の受注という練習の場だと読めます。ただしプラン本体の添削は、2か月目以降は継続サポートの申し込みが前提になっている可能性があります。申込ページのサポート欄は、受講生限定の無料サポートを1カ月間とし、そのあとは月々2,480円で継続できると書いているからです。

オプションの期間中に、継続サポートを申し込まなくても質問や添削を受けられるのかによって、オプションの実際の中身は大きく変わります。問い合わせの一番目に入れておきたい質問です。

プラン本体と重なる部分を確かめる
内容プラン本体の記載オプションの記載
案件の探し方・営業方法ベーシックの内容に「案件獲得方法」。クラウドワークス・ココナラの営業方法ステップ2「営業スキルを体系的に学習」
ポートフォリオ動画サポート欄に「ポートフォリオ動画の添削」ステップ1「0から一緒に制作」
実践の場受講生同士で作品を披露し合う編集課題ステップ3「模擬案件を受注」
修了の証明記載なし修了証を発行・郵送
使える期間教材の視聴期限なし。チャットサポートは無料1カ月、以降は継続決済記載なし

費用の見方と返金の条件

オプションを付けると、支払う受講料はプランの価格に59,800円が加わります。ベーシックとの組み合わせなら79,800円と59,800円、AI×動画編集プランとなら149,600円と59,800円を足した額です。24回払いを選ぶと、プランの月々の額にオプションの月々2,492円からの額が加わります。

特定商取引法に基づく表記は、決済後のキャンセルと返金を理由を問わず受け付けないとしています。オプションだけを後から取り消せるかどうかも書かれていないため、迷っているうちは付けずに申し込み、あとから追加できるかを先に問い合わせる方法も考えられます。後から追加できるかどうかの記載は、確認したページにはありませんでした。

プラン本体の継続サポートを使う場合は、受講料とは別に31日ごとの費用もかかります。オプションの期間と継続サポートの期間が重なるのか、オプションに質問の窓口が含まれて継続サポートが要らなくなるのかで、1年目の負担は変わります。

申込ページの見出しに出てくる「セットで」割引という表示は、AI×動画編集プランの価格の横に付いています。オプションを付けた場合に値引きがあるという説明は見当たりませんでした。

付ける前に自分で試せる練習:架空の依頼で1本作る

オプションが必要かどうかは、自分がどこで止まるかによって変わります。止まる場所を先に知るために、架空の依頼を1本こなしてみる方法があります。下の依頼文は、つくりてラボが作った架空の例です。実在の依頼主や案件ではありません。

やってみて、編集の作業そのものより、依頼文から条件を読み取る段階や、納品後の修正のやり取りで手が止まったなら、模擬案件で流れを経験する価値が出てきます。逆に、編集には時間がかかるものの流れには迷わなかった人は、プラン本体の課題と添削で編集の練習量を増やすほうが、同じ費用でも手元に残るものが多いかもしれません。

練習の結果は、記入用シートの「止まった段階」の欄に書いてください。問い合わせのときに、その段階をオプションでどう扱うのかを具体的に聞けます。

自分の練習を振り返るときは、次の4つを順に確かめると、止まった段階を言葉にしやすくなります。1つ目は依頼文の条件を表に書き出せたか、2つ目は依頼主への質問を答えやすい形で3つ書けたか、3つ目は納品前に条件を1つずつ照らし合わせたか、4つ目は修正依頼からどこを直すかを特定できたか、です。4つのうち手が止まったものが、オプションやプラン本体の添削で補いたい部分です。

【つくりてラボが作った架空の依頼文】
依頼主:近所のパン屋(架空)
内容:新商品の紹介動画を1本。長さは30秒以内
素材:スマートフォンで撮った動画5本と、商品名・価格の文字情報
条件:縦長の動画。BGMは著作権の心配がないもの。テロップは大きめに
納期:素材を受け取ってから5日後
修正:納品後に1回まで

【自分でやること】
1. 依頼文から、長さ・縦横・BGM・テロップ・納期・修正回数を表に書き出す
2. 分からない点を依頼主への質問として3つ書く
3. 編集して、書き出した条件を1つずつ満たしているか確かめてから納品する
4. 「テロップの色を変えてほしい」という修正依頼が来たと想定して、直して再納品する

ポートフォリオ動画を自分で準備するときの確認項目

ステップ1の「ポートフォリオ動画を0から一緒に制作」を検討している人は、ポートフォリオ動画に何を入れるかを先に考えておくと、オプションで助けてもらいたい部分がはっきりします。ポートフォリオ動画は、依頼を考えている人が短い時間で自分の編集を判断するための見本です。長さや本数に決まりはないので、見る人が迷わない構成にすることを優先してください。

下の表は、自分で準備するときに確かめたい項目を、つくりてラボが整理したものです。スクールの基準ではありません。オプションを付ける場合は、どの項目を一緒に作ってもらえるのかを問い合わせで確かめてください。

特に見落としやすいのは素材の権利です。他人が撮った映像や、利用条件を確かめていない音楽を使った動画は、練習としては作れても、公開して営業に使える見本にはなりません。自分で撮った素材か、利用条件を確かめた素材だけで作ることを最初に決めておきましょう。

ポートフォリオ動画を自分で準備するときの確認項目
確認項目自分で準備するときの目安オプションで聞くこと
見せたい編集の種類カット、テロップ、BGMの入れ方など、得意なものを1つ決めるどの種類の動画を題材にするか
素材の権利自分で撮った映像か、利用条件を確かめた素材だけを使う素材は用意してもらえるか
編集前との比較元の素材と完成版を並べて見せる場面を入れる比較の見せ方を添削してもらえるか
公開先限定公開のURLなど、依頼主に送れる形で置く完成した動画を自分の営業に使ってよいか

付けるかどうかを決める表

ここまでの内容を、状況ごとの判断の目安にまとめました。どの行でも、表の右端の質問への返事がそろってから決めてください。

表の最後の行のように、まだ編集の基礎を学ぶ前の段階なら、プランだけで申し込み、課題を終えた時点で改めて考える選択肢もあります。後から追加できるかどうかが分からない以上、その点を最初に確かめておくことが前提になります。

オプションを付けても付けなくても、プラン本体の編集課題を先に終えないと、ポートフォリオ動画の制作や模擬案件には進みにくいはずです。ステップ1で「0から一緒に制作」するとしても、編集ソフトの基本操作ができていなければ、制作の時間の多くが操作の説明に使われてしまいます。

下の例は、プラン本体とオプションの順番を決めるための架空の進め方です。週の区切りは、平日に1日1時間ほど使える人を想定しました。自分の使える時間に合わせて、週の数を伸ばしてください。

期間の記載がないオプションを付ける場合は、何週目までにどのステップを終えるかを、運営と最初に相談しておくことをすすめます。終わりの見えない練習は、後回しになりやすいからです。

\【つくりてラボが作った架空の進め方の例】n1〜2週目:プラン本体の編集課題を終え、カットとテロップの操作に慣れるn3週目:架空の依頼文で1本作り、止まった段階を記入用シートに書くn4週目:問い合わせの返事をもとに、オプションを付けるか決めるn付けた場合:ステップ1〜3を、それぞれ何週で進めるかを運営と相談して決めるn付けない場合:ポートフォリオ動画を自分で1本作り、プラン本体の添削に出す
付けるかどうかを決める表
状況判断の目安先に聞くこと
架空の依頼で、条件の読み取りや修正のやり取りに迷った付ける価値を検討する模擬案件で修正のやり取りまで経験できるか
編集には時間がかかるが、流れには迷わなかったプラン本体の課題と添削を先に使う添削を受けられる期間と、継続サポートの要否
見せられるポートフォリオ動画がまだ1本もないステップ1の中身を確かめてから決める「一緒に制作」の具体的なやり方と回数
編集の基礎を学ぶ前の段階プランだけで始め、後で考える後からオプションを追加できるか

問い合わせで聞く質問リスト

公式ページで確かめられなかった条件を、そのまま送れる質問の形にしました。LINEかメールで送り、返事を保存してから申し込んでください。返事の内容は記入用シートに写し、確認した日付も一緒に残しておきましょう。

返事が「受講後にご案内します」のように具体的でなかった場合は、その項目を分からないまま残して判断してください。分からない条件にお金を払うかどうかは、オプションの価格を失っても困らないかで決めるしかありません。動画編集スクールの質問・添削の期限の考え方は、当サイトの別記事でも整理しています。オプションの期間とプラン本体のサポート期間を、同じ表に並べて比べてください。

  • プログラムを使える期間はいつからいつまでか
  • ポートフォリオ動画の「一緒に制作」は、誰が、どんな形で関わるのか
  • 模擬案件は何本で、修正のやり取りまで含むのか
  • 継続サポートを申し込まなくても、プログラム期間中は質問や添削を受けられるか
  • 修了の条件は何か。期限までに終えなかった場合はどうなるか
  • プランだけで申し込んだ後から、オプションを追加できるか

書かれていない条件が埋まったら、付けるかを決める。

案件獲得強化プログラムについて公式ページが示しているのは、3つのステップと価格、修了証の発行までです。期間、関わり方、模擬案件の中身は、問い合わせの返事で埋める必要があります。

架空の依頼で自分が止まる段階を確かめ、質問リストの返事と照らし合わせれば、オプションに払う費用が自分の足りない部分に向いているかを判断できます。

クリエイターズジャパンの詳細を、確認日つきで見る。

掲載しているプランの料金、分割の条件、給付金の指定状況を確認日つきで見られます。気になる場合は比較リストに保存して、出典のページを読んでください。

クリエイターズジャパンの詳細を見る →

公式の記載を写す → 架空の依頼で止まる段階を知る → 質問の返事を見て決める

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