MAKE IT YOURS · お金の確認ノート

読んで、試して、
自分の学びを選ぼう。

  1. 01制度を分ける
  2. 02自分に当てる
  3. 03窓口を決める

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「最大70%」と「最大80%」、どちらが自分に使えるか

求人サイトや広告で「最大70%」「最大80%」という数字を見て、リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業と教育訓練給付金のどちらを指しているのか分からないまま検索を終える人がいます。二つは制度も窓口も別で、同じ人が両方を使えるとは限りません。

この記事は、経済産業省のリスキリングを通じたキャリアアップ支援事業と、厚生労働省の教育訓練給付制度を、窓口・対象者・支給の時期・受講前の手続きの4点で分けて示します。扱うのは、公式ページと厚生労働省の検索システムで確認できた事実と、その確認日だけです。

所管も窓口も違う、二つの別々の制度を表で比べる

教育訓練給付制度は厚生労働省が所管し、ハローワークが窓口です。リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業は経済産業省の事業で、採択された事業者を通じて申し込みます。名前が似ていても、申請先が違います。

下の表は、所管・窓口・申込先を制度ごとに並べたものです。教育訓練給付制度は本人がハローワークへ申請し、経産省の事業は採択事業者を通じて手続きを進めるという違いがあります。検討している講座がどちらの制度に対応しているかは、このあとの掲載校の対応表と検索システムで確認します。

所管も窓口も違う、二つの別々の制度を表で比べる
制度所管窓口申込先
教育訓練給付制度(一般・特定一般・専門実践)厚生労働省ハローワーク本人がハローワークへ申請
リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業経済産業省採択事業者採択事業者のキャリア相談から開始(要件は事業者ごとに異なる)

対象者の条件も、確認する窓口も違う二つの制度

対象者を決めるのは、雇用保険の被保険者期間です。原則3年以上、初めて受ける場合は一般・特定一般が1年以上、専門実践が2年以上必要で、受講開始日の前日から3年以内に給付を受けていると対象外です。

リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業は、採択事業者を通じて申し込む仕組みで、要件は公募の回次ごとに変わります。当サイトのデータには事業者ごとの要件を採録していません。個人事業主や離職中の場合に対象になるかどうかは、どちらの制度も窓口へ確認してください。

制度ごとの支給の割合と時期、受講前の手続き

支給の割合は制度ごとに違い、上乗せの条件も一様ではありません。受講を始める前に手続きが必要な制度があるため、講座へ申し込んでから制度を知ると、開始日までに間に合わないことがあります。

下の表は、基本の割合、支給の時期、上乗せの条件、受講前に必要な手続きを制度別にまとめたものです。割合と上限は厚生労働省のページから、経産省事業の割合は経済産業省のページから採録しています。

制度ごとの支給の割合と時期、受講前の手続き
制度基本の割合支給の時期上乗せの条件受講前に必要な手続き
一般教育訓練教育訓練経費の20%(上限10万円)修了後に支給。申請は修了日の翌日から1か月以内なし求められていない
特定一般教育訓練40%(上限20万円)記載を確認できず資格取得等+修了後1年以内の就職で50%(令和6年10月以降開講)開始日の2週間前までに受給資格確認。事前にキャリアコンサルティング
専門実践教育訓練6か月ごとに50%(年間上限40万円)受講中6か月ごと就職1年以内で70%、賃金5%以上上昇で80%(80%は令和6年10月以降開講)特定一般教育訓練と同じ
経済産業省「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」受講費用の50%記載を確認できず転職して就業が続くと70%採択事業者のキャリア相談から始める。要件と窓口は事業者ごとに異なる

掲載校の公表と検索システムの結果を分けて見る

学校の公式ページに書かれた「対応制度」と、厚生労働省の検索システムで実際に指定を確認できた講座は、必ずしも一致しません。当サイトでは、公式の公表と検索システムの結果を分けて表示しています。

「確認できず」は、公式ページに記載がなかった、または検索システムで見つからなかったという記録で、対象外だと確定するものではありません。申込前に、自分が検討している講座名で検索システムを検索し直すと、最新の指定状況を確認できます。

掲載校の公表と検索システムの結果を分けて見る
学校・講座公式が公表している制度検索システムでの指定確認日
Winスクールリスキリングを通じたキャリアアップ支援事業、一般教育訓練、専門実践教育訓練24件(専門実践・一般)2026-09-13
Winスクール(指定講座の例)グラフィックデザイナープロ・WEBデザイナーPlus一般教育訓練の指定講座2026-09-13
デイトラリスキリングを通じたキャリアアップ支援事業の対象講座に採択Web制作コース1件(専門実践)2026-09-16
デイトラ Web制作コース専門実践教育訓練給付金対象講座と公式ページに記載Web制作コース1件(専門実践)2026-09-19
DMM 生成AI CAMP「補助金対応」の表記あり。制度名の記載は確認できず該当なし公式2026-09-16/検索2026-09-13
動画教材エディター養成コース、動画クリエイターPLUS給付金・補助金の記載を確認できず該当なし/確認できず2026-09-13〜16
SkillHacks/MovieHacks、クリエイターズジャパン給付金・補助金の記載を確認できず該当なし/確認できず2026-09-13〜16

自分の状況から、確認する順番を決めていく

使える制度と窓口を左右するのは、雇用状況です。在職中か離職中か、個人事業主かを最初に整理し、次に検討している講座が検索システムでどの区分に指定されているかを調べます。検索システムの既定の絞り込みは通学のみのため、通信講座やオンライン講座を確認するときは通信(郵送)・eラーニングにもチェックを入れます。

特定一般・専門実践は受講開始日の2週間前までに手続きが必要です。開始日から逆算して、キャリアコンサルティングの予約、受給資格確認、窓口への相談という順に予定を組みます。一般教育訓練は受講前の手続きが求められておらず、申請は修了後です。

窓口へ相談する前に、確かめておきたい質問

制度の区分や割合は公式ページと検索システムで確認できますが、自分の雇用保険の加入状況や、検討している講座が最新の指定を受けているかは、窓口に聞かないと分からないことがあります。厚生労働省の制度はハローワーク、経済産業省の事業は採択事業者が窓口です。

相談の前に、下のチェックリストで確認済みの項目とこれから聞く項目を分けておくと、窓口で何を尋ねるかを整理した状態で相談に臨めます。書き出した内容は、そのままワークシートへの転記に使える形です。

  • 雇用保険の加入期間と、離職している場合はその日付を書き出した
  • 検討している講座を検索システムで検索し、指定区分を確認した
  • 学校の公式ページで公表している制度と、検索システムの結果が一致するか見た
  • 受講開始予定日から2週間前までの手続き期限を確認した

制度を分けたら、次は自分に当てはめる番。

「最大70%」も「最大80%」も、条件を満たした人だけが受け取れる数字です。所管・窓口・対象者の違いを分けたら、次は自分の雇用状況と検討中の講座を、この記事のシートに書き出してください。

記入用シートには、講座の指定区分とスクールが公表している制度を並べています。窓口へ相談する前に埋めておくと、その場で確認したいことを整理した状態で臨めます。

給付金対象の講座を、公表と指定を分けて確認する。

掲載校が公式に公表している制度と、厚生労働省の検索システムで確認できた指定講座を分けて確認できます。気になる講座は比較リストに保存して、詳細ページの出典と確認日を読んでください。

給付金対象の講座を見る →

窓口を分ける → 自分の要件を確認する → 講座の指定を検索システムで確認する

一般的な選び方をまとめた編集ガイドです。個別スクールの受講体験や成果を示すものではありません。料金・制度の確認日は各詳細ページに掲載しています。